Star Inn Tokyo日記 6

 さて、昨日は更新をし損なった。なぜかと言えば、深夜に飲みに誘われて出かけていき、そのまま夜明けまで(冗談抜きに)飲み続けていたがためである。昔の馴染みに初対面の店員さん、さらには別テーブルにいた誰とも分からぬ大人たち、その場にいた誰も彼もが酔いと場のノリと異様なテンションに引きずられ、梯子酒してばかばか煙草を吹かし、トランプゲームで大盛り上がり、もちろん敗者はイェーガー一気飲み。狂乱の宴は夜が白々明け、始発が走り出してもなおしばらく続くという、すさまじい様相を呈した。もちろん酔っ払いと寝ぼけたやつばかりで、無事な人間は一人もいない。まったく予期していない結末だった。さらにはあとから、友人の一人がトランプゲームでイカサマをしかけていたことを得意げに告白するというおまけ付きである。本当に気持ちよさそうに喋ってやがった。そうして眠気MAXのズタぼろの状態でどうにかこうにか青砥まで戻り、昼まで眠ることにして爆睡し、今目覚めてこれを書いている。

 この有様でブログを更新しろと? 喜んで。

 

 

 昨日見かけた、珍事を二つ報告しよう。

 一つ。数日前から泊まっている、チェコスロバキアの男性のお客さんがいる。どこかに出かけるというわけではなく、いつもフリースペースでパソコンと向き合いなにか仕事?をしている人だ。遅くまで起きていることも多いので、すぐに覚えた。

 その方が昨日の昼、昼ご飯にインスタントのそばを食べていた。スプーンとフォークで。

 ちなみに言い添えておくが、そばと言ってもざるそばではない。鴨だしそばである。それを誰かと電話しながら、スプーンとフォークでスープスパゲッティでも食べるかのように食べている。悪いとは思うのだが、その光景がシュールすぎてちょっと吹いてしまった。一応共用にキッチンには箸も備えているのだが、慣れ親しんだものがいいということなのだろうか。それともやはりヨーロッパでは、チョップスティックは馴染みがないものなのだろうか。文化の違いとは、時に目新しい。

 

 二つ。以前少し触れた、長期滞在しているフランス人のお客について。彼らとはアニメ方面で話があったので、よく通りがけに話をするようになっていたのだが、事件は昨日の夜起こった。彼らが、私にお土産だと言って何かを買ってきてくれたのである。その実物が、こちら。

 ・・・・・・・・・まったく予想だにしない贈り物である。そして正直、コメントに窮してしまった。なぜなら、私は艦これを詳しく知らないのである。だから正直、これがどの程度人気にあるものなのかよく分からなかった。素直に喜んであげられなくて、申し訳ない。

 だが、この夏の思い出としてありがたく頂戴することにした。あっちに戻ったら、家に飾ろう。誰かに謂れを聞かれるのが、今からちょっと楽しみだ。